まちづくりや暮らしを支える、
現場起点のソリューション事業を
目指して。
旭コンステックの強みは「多くの可能性」があることです。
50年以上にわたり、先人たちのトライ&エラーを繰り返し培われた
チャレンジ精神と活動軌跡とともに沿革を紹介します。
仲間と可能性を信じ、
「工事で支える」事業から
「まちづくりを支える」事業へ
工事会社としての
はじまり
将来の可能性に賭けた
創業期
時代は日本が急速な経済成長を遂げた高度経済成長期の真只中。
当社は海外から技術輸入されたばかりの「ALC」という建材の工事会社として創業。
創業の起点となったのは、当時は繊維化学メーカーでありながら新たな事業展開を実施していた旭化成工業(現旭化成)との出会いにより、これから先、日本の建設工法への可能性と同社の熱意と挑戦意欲に魅かれ、「旭を工事で支える会社」として東海地区1号店となるALC(現へーベル)工事店、『旭工務店』を発足。
- 1965年
- 三重県桑名市で創業
- 1966年
- 株式会社旭工務店設立
- 1969年
- 本社を愛知県へ移転
住宅分野への参入と
新たな工事商品づくり
への挑戦
建設工事事業の
拡大期
1970年代は、会社を発足したものの、新しい技術の上、顧客も少なく、事業の安定化へ奮闘。
1980年代は「工事で支える」パートナーとしてヘーベルハウスの一貫施工に挑戦。当時はともに現場起点で試行錯誤を重ね、工法改善や様々な工事や独自のサービスを展開。これが起点となりお客様に、より近い住宅分野へ参入。
事業も軌道に乗り、地域の特約店として工事だけではなく材料販売も担うようになり、様々な工事で各地区に出張所や営業所を開設。関東地区において杭工事会社等を吸収合併。現在の建設工事主力商品や営業拠点となる礎を築く。
- 1979年
- ヘーベルハウスの認定工事店東海地区1号として参入
- 1983年
- 旭工務店から旭中部資材へ商号変更(交換)
- 1984年
- ILB販売代理店を吸収合併し、東京地区へ拠点開設
- 1988年
- 関東地区の杭工事会社を吸収合併 杭工事を開始
試練からの
多角化へ挑戦
ピンチから
チャンスへ、
紡ぐ、
ものづくりへの想い
創業30年を目前に控え、80年代から続いたバブル景気もはじけ、日本経済は低迷期へ突入。
当社は建設工事事業の急激な成長により、管理費も増大。コストバランスが乱れ2期連続の大幅な減益となる。この先、持続的な強い会社を目指すため、合理化による経営の立て直しとリスク分散できる事業戦略に奮闘。かねてからの「錆びない鉄をつくりたい」という柔軟な発想から新技術としてNTT社から粉体塗装の技術移転が決定。また岐阜県で競売にかけられていた工場用地の落札に成功し、些少に行っていた建設資材の加工を拡大。これらが起点となり当社の製造事業における「ものづくり」が本格化。建設工事事業に製造事業を加えた多角化事業体制へ舵をきる。
- 1993年
- 粉体塗装の技術移転契約締結
- 1994年
- 工場用地、既存建物落札(現大野工場開設)
- 1995年
-
建設工事事業の中部地区複数拠点を
現本社所在地(愛知県あま市)へ合理化統合
新たな
企業文化創造への挑戦、
大いなる事業の種まき
自立型
サプライヤーへの道
市場経済の成長率の鈍化。社会は愛知万博の開催に向け、ものづくりの価値観も「安心」と「環境配慮」へと変化。当社の特徴は優良な取引先からの安定した収入。その反面、特定の取引先への高依存度が最大のリスクとなっていた。不況に強く、自らの力で持続できる自立型企業を目指し、将来への成長戦略で社会性を取り入れた開発投資を実施。積極的な市場開発と筋肉質な経営体質へ転換を図り、リーマンショックの世界的不況や建設不況、製造事業での主要取引先から方向性の違いによる撤退等、様々な困難はあったものの、その数年後には過去最高の収益を達成。
特定の取引先を「工事で支える企業文化」から、「まちづくりを広く支える」企業文化へと当社の企業文化は変わり始めた。
- 2000年
-
ペットボトルの建材再生技術で
ベンチャー支援とエンプラ設備稼働(後に終息) - 2001年
- シャープの特約店として太陽光発電システムを販売開始
- 2002年
-
電力系ベンチャー企業と業務提携
デジタル住宅展示場リアルスタジオを開設(後に終息) - 2004年
- NTT鋼製通信柱へ粉体塗装が仕様化決定し本格稼働
- 2005年
-
ヘーベルハウス認定工事店部門を
グループ会社『旭建設』として分社 - 2007年
-
茨城県古河市へ自社商品工場として古河工場開設
九州地区と中国地区をカバーする粉体塗装のOEM工場として
福岡県のコンクリート工場と契約 - 2009年
-
愛知県の本社内に地域密着型の介護用品とリフォームの
ライフケアセンター開設 - 2011年
- 石川県金沢市に現北陸営業所を再開設
- 2015年
- 創業50周年
- 2016年
- 『旭中部資材』から『旭コンステック』へ商号変更
- 2018年
-
不動産事業の準備室、東京プロジェクトオフィスを
東京都へ開設 - TODAY
創業50年を迎え、
社名に込めた想い
コーポレートカラーの緑色(ときわ色)は、「持続的な豊かさ」を示し、赤色は支える「人」を示す。全体的なフォルムと併せて「様々な領域を拓く技術と、人の能力や信頼関係によって支えられ、共に持続的な豊かさを築くために行動(ACT)する会社」という意。
真のプロ集団として、
次代も走り続ける企業へ
そして業界・地域の
トップランナーを目指す
ACT Professional
2030
これは当社ヴィジョンのスローガンで、従業員ひとりひとりが、
その道の真のプロフェッショナルとして自律自走で活躍する姿を表しています。
強み(可能性)を
活かせる多彩な人材が
イノベーションを興す
多角化された事業の、それぞれの専門分野で知識や知見、培われた技術を社会に広く活かす
「まちづくりのプロ集団」として、事業の現場起点での問題解決や社会的な新たな価値を生みだし、
地域、業界のトップランナー(一流)となることを目指しています。
当社事業の中核を担うのは「人」というかけがえのない財産です。
私たちは、その道のプロフェッショナルとして多彩な人材が活躍するために企業活動を通じて、
「自律」・「活力」・「真価創造」を将来への活動テーマに掲げ、着実に「シンカ」して参ります。
自らの「可能性」を信じ、拡げ、活かせる「真のプロフェッショナル」として
一緒に「まちづくり」をしませんか。