繊維系断熱材には、グラスウールやロックウールなどがあります。
グラスウールはガラス系素材、ロックウールは鉱物系の素材から製造されます。
グラスウールは、細いガラス繊維で作られた保温層によって熱を伝えにくくしています。
ガラスは経年変化が少ないので、長く安定した断熱性能を保ちます。
ロックウールは、高炉スラグや玄武岩を溶融して製造された繊維系断熱材です。
微細な繊維によって空気層を保持して、高い断熱性を発揮します。
ボード型、マット型などさまざまな形状の製品があります。
建物の断熱は、外気温が室内に伝わりにくくするために行います。
断熱材を機密性が高くなるように隙間なく充填します。
機密性を保つことで、夏は涼しく、冬は暖かい住環境を提供します。
断熱材には、大きく分けて繊維系断熱材と発泡プラスチック系断熱材の2つがあります。
発泡プラスチック系断熱材には、その素材によって、フェノールフォーム、押出法ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、硬質ウレタンフォームなどがあります。
空調設備管や上下水道管、電気配線等のために、H形鋼梁に開口を設けて貫通させることがあります。この開口部には適切な補強、評価することが必要とされています。
施工に当たって、各社より鉄骨加工の省力化と品質の向上に役立つ製品や工法が提供されています。
(画像は旭化成建材のフリードーナツ)
鉄骨柱と梁の接合において、その柱梁接合部は建物の耐震性能に大きく影響します。工場で製作された安定品質の部材を使用することで、性能の確保と生産性の向上を両立させます。
専門機関による認定・評定を得た工法・製品を提供いたします。